AR技術を用いた外装タイル及びコンクリートの内部欠陥の簡易打音検査アプリです。
測定したい外壁において打音を発生させ、その音を時間周波数分析（TFFT）します。分析された画像は測定区間に描写され、画像を確認しながらタイル異常地点の検査をすることができます。
このアプリで何が出来るか？
マンションの外壁や歩道のタイルなど、タイル外装の簡易検査を行うことができます。
近年タイル外装の診断業務が増加しており、低コストで可能な全面打診方法が求められています。このアプリではタイル上で測定した打音をTFFTを用いて分析し、その分析画像を地面に貼り付けます。
使用方法（まとまったものは巻末にあります）
アプリを起動すると、カメラのプレビュー画面が出てきます。
平面検知を行います。この時地面を全体的にゆっくりスイングすると精度が高まります。
平面検知が完了するとスマホ上部のラベルに「測定開始」が出ます。画面をタップすると測定が開始されます。この時タップした位置が画像の始点となりますので、打音発生装置の位置をタップするようにしてください。
打音を発生させながら測定します。
測定を終了したい場合はもう一度タップしてください。ここで、収録時間分のTFFT画像が始点と終点の区間に貼られます。
目印をつけたい場合は画像をタップすると緑色の円錐の目印を置くことができます。coneDeleteモードでは円錐を消すこともできます。
コーンだけ残してTFFT画像を削除したい場合は「最初から測定」を押下してください。